最終発表と感想

レテです.こんにちは!*1

11/30にSADPの最終発表が梅田スカイビルで行われました.
我々社情の面々の他にも,他大学やB4のチームによるアプリ発表があったり,協賛企業の方々による興味深いお話があったりなど,充実した1日でした.

そしてなんと!
我々AppFountainは,最終発表で最優秀賞を取ることができました!!!
これもチームメンバーであるkrrrrさん,UOくんを始め,様々な方々にアドバイスをいただいた結果です.
誠にありがとうございますm(__)m

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最後に少し,各人で総括みたいなことをしたいと思います.


krrrr

先にチームの皆様,お疲れ様でした! 結果云々はまとめられてるので,個人の総括のみ書かせて頂きます.

私はサーバサイドとクライアントサイドと双方含めてひたすらコードを書いてました.

チームでの開発はアルバイト先で少し経験していた事からなんとなくの雰囲気は分かっていたのですが,アルバイト先ではその仕事がメイン,今回の開発ではメインは研究などの学生生活であり,空いた時間で何かを作るといった事から大きな違いがあったように思います.

例としてあげられるのは,ミーティングのために空いた時間から皆が時間を割けるような箇所を探す事などがあります. しかしそれよりも大変だった事が,このような状況の中で開発期間にきちんとした期限が設けられていた事だと思います. 個人で作成するサービスには基本的に期限は存在しません.2ヶ月という期間での開発は,大きな目標が1つ決まり,それに向かって開発を初めていくわけですが,時にはきちんと仕様が決まっていない事も多々あると思います.その中で皆が納得出来るような仕様を作りながら定めていくのは非常に難しいように思います.チームの皆な皆空いた時間と格闘しながら,それをお互いに許容しつつ開発していく,このような経験は1つの貴重な経験になったと思います.

開発をメインに行う人は,恐らくここも出来る,あれも出来る...といった事が多々生じる事だろうと思いますが,時間は限られてます.技量のある人ならば,いつこの機能抜いてよ,と言われてもすぐに抜けるような準備もしながら個々の機能を開発していくのがこのような開発には向いているように思います.

終わった今の心境としては,一部リファクタリングしたいって感じですね.クライアントサイドにControllerつけてないの本当辞めた方が良いので付けたいです.Androidの勉強にもなりました.次からは設計ミスらないようにします.

最後に,最優秀賞やったー!!

UO

学部は環境・情報系の学科*2出身なのですが、ろくにプログラムもできずに、卒業してしまいました。「私は情報化されてないから」と公言する教員の下で研究をすることになり、前期のプログラミングの講義も終わり、情報系の職に就く気もないので、もうプログラムとは縁がないだろう、と思っていたのですが、このような恵まれ、参加しました。*3

鳥取砂丘の調査を言い訳に逃げて逃げまくり、遅刻はしょっちゅうし、まったくどうしようもないヤツだと思われていたに違いありません。御二方が、セッコラ作っていることをただひたすらボケーッと見ていただけなのですが、どんどんアプリが出来上がっていく姿を見て、「情報化されている」人って凄えと思いました。‥やっぱ、情報系の職は、ねーな。

発表会の時、一番喜んでいたじゃねーかって‥いや‥そうだけど*4。情報系の人は顔に出さないだけさ、そうさ、うん。え、サンタさんからの一足早いクリスマスプレゼントだって‥( ゚д゚)!?!?*5そんなわけねーよ、サンタさんが僕らにくれるのは、大学院修了と内定、だろ?

レテ

これまで,チーム開発はインターンシップなどで何度か経験したのですが,自分がプロジェクトマネージャという形でチームを引っ張っていくというのは初めてのことでした.
今まで,人の上に立っていろいろするような機会はあまりなかったので,新鮮な経験だったと思います.

自分がこの仕事に当たって気をつけるようにしていたこととして,

  • メンバーの意見はちゃんと聞く
  • チーム間で誤解が発生しないようにする
  • 雑事はなるべく自分が消化する

ということがあります.

3人という少人数のチームだったので,一度ディスコミュニケーションが起こると致命的な問題を引き起こしかねません.
そこで,定期的にメンバーの考えていることを聞くようにして,齟齬が発生していると感じたら,そこを重点的に話し合って詰めるようにしました.*6

あと,進捗管理や議事録,ブログなど,開発以外のことはなるべく私が自分で行うようにしたつもりです.*7
これは,他のメンバーが私よりも開発/デザインに長けた人物で,そちらの仕事に専念してもらいたいと判断したからです.(見事期待に答えてもらいました!)

反省点として挙げられるのは,序盤(10月半ばあたり)にメンバー全員(というか私)でまとまった時間が取れず,あまり開発ができなかったことだと思います.
結果,いくつかの機能を断念することになりました.
どれだけの機能を実装するのにどれだけの時間がかかるのか,そういった見積り感覚が持てると,よりよいプロジェクトマネジメントになるのかなという気がしています.


まぁ,そんな感じで.

なかなかつらいこともありましたが,終わってみると,人間的にも成長できるようないい経験だったと思います.
SADPは来年も開催されるとのことで,後輩たちがさらにエキサイティングなイベントにしてくれると信じてます.

それでは,またどこかでお会いしましょう!

あ,Android用アプリ『AppFountain』は,Google Playでインストールすることができます.
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.appfountain
興味を持たれた方がおられましたら,ぜひインストールしてみてくださいね!

*1:この挨拶も最後ですね.

*2:京都府立大学の生命環境学部というところの環境・情報科学科というところ

*3:固い、固いぞ、自分。はう。

*4:棚ぼた的な

*5:クリスマスソングが流れていて、つい

*6:メンバーとしては,当たり前のようなことを何度も聞かれて鬱陶しかったと思いますが…

*7:してましたよね…(ドキドキ